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植木の剪定時期

植木の剪定時期

枝が伸びてきて気になるものの、今切って良いのか悩む方が多いでしょう。植木には適切な剪定時期があります。樹種や成長のイメージによっても剪定時期は異なるため、注意が必要です。うっかり花芽を落としてしまったため花が咲かない、楽しみにしていた果実が取れない等、剪定時期を間違うと植木の醍醐味を逃してしまうことになります。

植木の目的に合わせて剪定時期を調整する

剪定時期を判断する材料として「花芽」というものがあります。これは生長すると花になり、実を結ぶ芽の呼称です。この花芽を落とすと、花を咲かせることはありません。チェックするポイントは花芽の位置です。この位置を学ぶことで、今年咲くのか、来年咲くのかを知ることができます。

例えば、枝の上部に花芽があるナツツバキ、枝の先端に花芽があるボタン、枝の先端から元まで花芽が並ぶウメなどは翌年に花が咲くことで知られています。一方、春に伸びた新梢にある花芽は、今年花が咲くものです。代表的な植木にサルスベリなどがあります。このように剪定時期を誤って切り落とすと、せっかくの花を楽しめなくなってしまいます。

また、針葉樹やコニファーなどを、まるで生け垣のように、刈り込みバサミでザクザクと切る方もお見かけします。これでは美観を損ねるだけでなく、木の生育にも悪影響を与えてしまいます、時に刃先の伸びているところのみを手で切るなど、繊細な作業が必要なのです。

素人目ではわかりづらいものもありますので、弊社ではお客様の植木ごとにアドバイスをさせていただいております。

剪定時期は植木によってバラバラ

知り合いに「冬の剪定が良い」と聞いたから、やってみたものの元気がないという事例があります。冬の剪定は大切ですが、それは落葉樹の話。常緑樹は新芽が定着した4月から5月が剪定時期です。他にも花が咲き終えた直後の6月が剪定時期の植木もあれば、雪が降る前の12月が剪定時期という植木もあります。

また、実をつける樹種の場合、年に何度も小まめな剪定が必要です。例えば柑橘類は、日ごろから不要枝を切り落とし、3月には花芽に気をつけて間引きし、5月には葉を残して切る、小枝との分岐点を切るなどの剪定をします。

剪定時期に関してはハンドブックなどを購入し、切る前に確認すると良いでしょう。写真で解説されているものがほとんどですが、どの枝が不要なのか、一目でわからないこともあります。

弊社では経験豊かなスタッフが、実際にお客様の庭で剪定時期を見極めることができます。少しでも不安に感じた時は、切ってしまう前にアーバングリーンまでお問い合わせください。

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